限定流通ブランド「鹿鳴」!
今西清兵衛商店が30BYから新たにスタートした、特約店限定流通ブランドがこの「鹿鳴(ろくめい)」です。
今まで蔵でなにげに使用したことがなかった雄町米を使用し、1401号と1801号の酵母ブレンドにも挑戦した純米吟醸酒。
やさしい吟醸の香り、膨らみのある酸と軽快なお米の味わいが特徴で、一般的な雄町酒の味わいとは違うタイプに仕上がりました。
香りにはラムネ的な爽やかさのある吟醸香。
かすかに華やかなニュアンスも感じられます。
口当たりには瑞々しさがあり、しっとりとした飲み口。
透明感のあるリッチなエキス感に、甘やかさとふくよかさが感じられる旨みが広がります。
マスカットのような果実感を感じるジューシーさの中にも、しっかりとした酸が感じられる密度感ある味わい。
少々若さもあり、これからの変化も楽しみです。
「詩経」小雅の「鹿鳴」は、群臣や賓客をもてなす宴会で詠じる歌であるところから、宴会で客をもてなす音楽、宴会の事とあります。
このお酒では、おもてなしという意味と、蔵元からの情報を発信するという意味が込められています。
登酒店HPから許可をいただき掲載しています