「究極のどぶろく」
このお酒は「伝承水もと仕込み」という製法で造られています。
この「水もと」というのは、約600年前に奈良市郊外にある菩提山正暦寺において創製された酒母のことで、現在普及している速醸もとや生もと系酒母の原型と考えられています。
酒母育成において、酒蔵に住み着き、野生化した酵母と乳酸菌の働きを生かすことが特徴であり、現在、全国でもこの古典的な製造技術を持つ蔵はほとんどありませんし、やろうと思ってできるものでもありません。
本品は、発酵したもろみを漉さずにそのまま瓶詰めしていますので、米粒がそのまま残っており、「飲む」というより「食べる」ような感覚です。
ヨーグルトのような上品な酸味があり、スッキリした口当たりで、おじやを飲む様な感覚を楽しめます。
生のまま瓶詰めしていますので、フレッシュで爽やかな酸味がより楽しめます♪
※今回の濁酒は、例年よりも酸味が強く感じる味わいとなっています。
昔ながらの自然な醸造方法ゆえ、年によって味わいのムラがあることもこういったお酒の醍醐味です。
そのあたりも含めましてお楽しみ頂ければ幸いです。
※”もろみ”をそのまま瓶詰めしている為、瓶内で活性している可能性がございます。
一升瓶はガス抜き栓を使用していますので、噴出する恐れは少ないですが、四合瓶は通常のキャップになりますので、開栓の際はご注意下さいませ。
■ 四合瓶の開栓方法 ■
開栓前は立てた状態で、よく冷やしておいて下さい。
①キャップをゆっくり開けていきます。
②活性している場合は、ガスが抜ける音がして、液面がせり上がってきます。
活性していない場合はそのまま開栓してお楽しみ下さい。
③液面が瓶口に達する前にキャップを締めます。
④液面が下がってきたら再びキャップをゆっくり開けていきます。
⑤③~④を繰り返して、キャップを緩めても液面が上がってこなくなったら開栓して下さい。
登酒店HPから許可をいただき掲載しています