原料米 雄町・ヒノヒカリ・ オオセト・朝日 ・ヒトゴコチ 精米歩合 70%・65%・ 55%・60% ・70% 日本酒度 未測定 酸度 未測定 アルコール度 17~18 酵母 協会701号
ユニークなお酒♪
当店のリクエストで21BYから商品化したユニークなお酒。
大倉本家で仕込まれている、様々な山廃純米酒における搾りの後半部分の「責め」と呼ばれる部分をブレンドしたお酒です。
通常この「責め」と呼ばれる部分は雑味も多く、商品化する際には除かれることの多い部分でもあるのですが、この「責め」をブレンドしたお酒がなかなか面白く、商品化して頂くことになりました。
この29BYは、そんなユニークな生原酒を更に追い込み、蔵にて常温熟成させたものになります。
香りには豊潤さ。
麹由来のニュアンスやカラメル的な要素も少々感じられます。
口当たりには円みがあり、密度感のある、しっかりとした旨みが広がります。
少々ビターな雰囲気を伴うボリューム感。
ボディのある酸があり、余韻にかけてスモーキーなニュアンスや複雑味も楽しめます。
一般的な「責め」のイメージにある雑さや苦味があまり感じられず、バランス良く旨みが感じられるのは、山廃のお酒のみを使用しているからかもしれません。
ややワイルドな雰囲気はありますが、常温熟成のネガティブな要素は少なく、コストパフォーマンスが高い1本です。
登酒店HPから許可をいただき掲載しています