ユニークなお酒 Part2♪

　大倉本家が21BYから商品化した、山廃純米酒の”責め”をブレンドしたユニークなお酒『どSブレンド』。
この『どMブレンド』はもともとあった『どS』に準ずる形で商品化したお酒になります。

『どS』と同じく搾りの後半部分の”責め”をブレンドしたお酒なんですが、この『どM』は純米吟醸スペックの責めブレンドとなっています。

香りは比較的穏やか。
かすかに感じる爽やかな吟醸香。
熟したフルーツのニュアンスも感じられます。

口当たりは柔らかで円やか。
しっとりとした上品なエキス感に、少々のシャープ感を伴う酸。

程よくボリュームがありつつも、リッチな旨みが心地よく、まとまりの良い味わいで、余韻にかけて自然な甘やかさもあり、飲み心地の良さも持ち合わせています。

一般的な「責め」のイメージにある雑さや苦味があまり感じられず、バランス良く旨みが感じられるのは、大倉らしい旨みのある純米吟醸だからからかもしれません。

現状でも十分楽しめる味わいですが、少し熟成させても面白そうです。

内容を考えると『どS』よりも更にコストパフォーマンスに優れたお酒です。

登酒店HPから許可をいただき掲載しています