ほどよいクリーミー感♪
美吉野醸造が造る「水もと(菩提もと)造り」の純米酒です。
23BYより名称が「太古の滴」から「水もと純米」に変わりました。
水もと(菩提もと)造りとは、室町時代に奈良県は菩提山正暦寺において創醸された醸造法です。製造工程で「生米」を使用することが特徴で、奈良県独自の地域特性ある濃醇な純米酒です。
この『直汲にごり』は、地元吉野の吉野杉で作られた木桶を使用し、じっくりじっくり時間をかけて、しっかり米の甘みや旨みを引き出して醸したお酒に、澱を残したスペシャルなお酒です。
この30BYは例年以上に酸がしっかりと出た年となりました。
グレープフルーツなど柑橘系の爽やかな要素を感じる酸が特徴的な仕上がり。
自然に任せて醸造しているが故の結果ですが、毎年違った表情を見せてくれる面白さがあります。
香りにはフレッシュで爽やかな乳酸系のニュアンスが強く、乳酸菌飲料やヨーグルトのような雰囲気も感じられます。
口当たりはフレッシュ。
やや軽快さのある爽やかな飲み口に、グレープフルーツ的な酸を伴うふくよかな旨み。
ほのかな甘酸っぱさの中に、爽快感があり、澱由来のクリーミーさはあるものの、重たさやコッテリ感は少なく、意外にキレイな仕上がり。
余韻にかけて少々ドライな雰囲気も感じられます。
この”木桶仕込”による”水もと純米酒”は、当店限定販売のお酒となっています。
※このお酒は、瓶内で活性している可能性がある濁り酒になります。
以下、開栓方法です。
■ 開栓方法 ■
開栓前は立てた状態で、よく冷やしておいて下さい。
①穴あき栓の穴にシールが貼ってありますので、そのシールを剥がして内部のガスを逃がして下さい。
全く液面に変化が無く、ガスが抜ける感じがなければ、そのまま開栓して頂いて大丈夫です。
②ガスが抜け、液面が落ち着きましたら開栓して下さい。
液面がせりあがることで穴が詰まった可能性がある場合は、穴にアイスピックなどで穴を開けてガスを抜いて下さい。
その場合、穴から吹き出す可能性がありますので、指で穴を塞いだり開けたりしながらガス抜きを行って下さい。
登酒店HPから許可をいただき掲載しています